オーディオ
久々に録音会のご報告です。
昨年から何回か録音会があったのですが、今回はブログにのせておきたいという気持ちになりました。
演奏者: 福井ともみ(p) 俵山昌之(b) 藤井学(ds)、場所は藤野芸術の家のクリエイションホールという多目的ホールで開催されました。今回は参加者が15名ということでマイクがたくさん林立しました。ところで、参加者の皆様はどのような目的でこの録音会に参加されているのでしょうか。私は金田式のワンポイントマイク録音派なので、マイクを楽器の音量バランスのとれた位置に置いて録音して後で録音した音楽を聴いて楽しむことが目的ですが、楽器ごとに多数のマイクを使用して録音するマルチマイク録音派の方々は、録音した多チャンネルの音をミックスダウンしたりマスタリングしたりして積極的に音作りをするという、創造的な楽しみもあるのだろうなと思います。同じ録音会で二つの派が同居しているというのが面白い所です。
2014年11月8日 10:47 PM |
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2013年12月8日(日) 場所:相模湖交流センターで開催された録音会の様子です。演奏者: 岩谷泰行(p) 山村隆一(b) 三科武史(ds)
今回はステージの後ろのカーテンを下ろしてホールの響きを押さえましたが、これが正解でした。ワンポイントマイクで録音してもちょうど良い残響量で、いい音で収録できました。金田式DCマイクの威力でしょうか、会場で聴く生の音より良い音でリスニングルームで聴けるという現象が起こります。金田式に限らず、他の録音方式の参加者の方々の録音も、市販のCDでは聴けないようなすばらしい音で録れています。オーディオ装置(アンプやスピーカーなど)を評価するときは自分が生録音した音楽を使うと、音楽が始まった一瞬で分かります。
2014年1月29日 10:31 PM |
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2013年9月1日(日)の録音会の準備風景です。演奏は納谷嘉彦(p) 俵山昌之(b) 大坂昌彦(ds)という、日本を代表するピアノトリオ。前回は相模湖交流センターというホールで行いましたが、今回は埼玉県内の小ホールです。
ホールの響きが違うので、演奏中に聞こえる生の音や録音された音は前回とはまったく違います。前回と異なり、響きが少ないホールなので、音がスタジオ録音のようにクリアーに録れました。
市販のCDのシンバルの音は金属の音がしないものが多いのですが、生録するとちゃんと金属を木の棒で叩いているという、楽器の存在感と音のエネルギー感が再生できます。
2013年9月2日 11:00 AM |
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6月16日(日)、久々の録音会の演奏リハーサルの様子です。演奏者は超一流のミュージシャン。
録音者13名が参加して各自、自分のマイクと録音機材で演奏を録音しました。マルチマイク録音の方が多い中で、金田式DCマイクで参加したのは3名でした。それにしても、金田式DCマイクやワンポイントマイクで録音すると、部屋の残響音の良し悪しとマイクの位置で録音のクオリティーが決まってしまいます。今回はマイクの位置を残響の多い位置にしてみたが失敗、ちょっと残響音を多く拾いすぎた!素人の妻からエコーがかかってるみたいと言われるほど。こんなときは他の人の録音を聞きたい・・・・。
2013年6月18日 1:09 AM |
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金田式DCマイクはショップスのMK4かAKGのCK1というコンデンサーマイクカプセルを使用します。これらのコンデンサーマイクカプセルは成極電圧という60ボルト位の直流電圧が必要ですが、これは写真の9ボルトの電池を6個と単三電池2個を直列につないで生成します。
これが原型ですが、これを加工して半田付けで直列に6個つなぎます。
このように分解していきます。
このように内部には音質上好ましくない接点がありますので、これを半田付けに改良します。
写真の上の部分が006P電池の内部6個と単三電池2個を半田付けして直列につないだ60ボルトの成極電源です。
外部の電極に半田付けするだけだと、接触不良を起こしやすいのですが、このような改良をすると接点12個を半田付けに置き換えることになり、音も非常に良くなります。
2013年5月19日 1:43 AM |
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